HKイノベーション・プラザ

法務会計「プラス＋」

2021/05/24

知られざる「司法書士の1日」〜Iさんの1日

2016年に司法書士登録。「学びの連続で、めまぐるしい日々を送っています」と話す司法書士のIさん。現在とは別の事務所でスタッフとして働いた後、資格を取得。転職しました。司法書士法人第一事務所で働くIさんの1日に密着、ご紹介します。

8:45 出勤
札幌市内の自宅から地下鉄で出勤。通勤時間は15分ほど。オフィスが入る道銀ビルは札幌市営地下鉄南北線・東西線の「大通」駅直結なので、雨や雪にも濡れずラクラク通勤できる立地にあります。

9:40 デスクワーク・準備
事務所では「登記法務部」に所属しています。この日は、土地の売買などで必要となる書類の準備からスタート。コピーをとって準備万端です。

10:00 出発
まちなかへの移動は地下鉄など公共交通機関を利用します。郊外の時は、社用車が使えコンパクトカーを自ら運転して行きます。地方都市などへは飛行機を使って出張ということも時々あります。「わたしの強みは体力です。ここ数年、カゼなどひいたことがありません」とは本人の弁。まずは金融機関に出向き、不動産の取引への立会い。買主・売主・仲介業者・司法書士のIさんが集合し、お金のやりとりを確認した後、登記手続きに必要な書類を受け取り解散。

12:00 札幌法務局
事務所に持ち帰った書類をもとに、登記申請書を作成し、JR札幌駅北口近くの「札幌法務局」を訪問。法務局は司法書士にとって最も親しみのある公共機関です。毎日のように行っていた時期もあったほど。最近は、スタッフさんにお願いすることも多くなりました。ネット経由でオンライン申請できるものもあり便利になりました。

13:00 ランチ
いつも利用するのはオフィスが入るビルの12階にある道銀ビル厚生食堂「らいらっく」。たいていは「日替わりランチ」（600円）を選びます。この日はあんかけ焼そば、ミニおにぎり＆スープ付き。ボリュームいっぱいでおいしいランチ♫

16:00 スタッフと打ち合わせ
所属する「司法書士法人第一事務所」は「法務・会計プラザ」という専門士業のグループに属し、弁護士事務所や会計事務所とオフィスを共同運営しています。打ち合わせや会議・面談などは７つある個室を利用することができます。この日は第７会議室で、ホワイトボードを使っての打ち合わせ。複雑な事実関係を整理して説明します。

16:20 調べもの
不動産仲介業者との翌週に迫った売買案件の打ち合わせに備えて法律関係のチェックを。知識のアップデートは欠かせません。

16:40 デスクワーク
大きめのPCモニターをメインに、書類に囲まれた机でデスクワークを行います。文房具など特にこだわりはありません。筆圧が著しく高く、ハガキは「指で読める」と言われたことがあるほど（笑）。筆記具のペン先はすぐに壊してしまうそう。

デスク上の常備品
とくにこだわりがあるわけではありませんが、お茶や栄養ドリンク類を常備しています。

終業まで　デスクワークつづき
その日のやることは、時間がかかってもやりとげて帰ります。将来の夢や目標といったことより、「目の前のいまのことで、目一杯」と。全力で仕事をかたづけ、その日1日を終了します。そして、帰宅。おつかれさまでした〜

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