【インタビュー:司法書士法人 第一事務所 石井知幸さん】地味ながらも着実に。特殊な案件にも対応し、お客さまに喜んでいただく

石井知幸(いしい・ともゆき)さん
司法書士法人 第一事務所
司法書士

—どんな環境で育ちましたか?

1989(平成元)年、石狩市生まれです。両親は共働きの家に育ちました。母親は小学校の教師、父親は中学校の教師です。実家の近くに祖父母の家があったので、学校が終わったらそっちへ寄って夕食を食べて家に帰る、というような感じでした。高校は、札幌北に進みました。

 

—大学ではどんな学生?

大学は北大の法学部です。文系だったので、法律関係がおもしろそうかなという理由です。法律って、最終的な人と人との関係性のよりどころであり、人間関係のひとつの基準となるものだと感じていました。そういったことを、きちんと知っておいたほうがいいのかなと思っていました。学生生活は一般的な学生だったと思います。部活はアーチェリー部に入っていました。高校までは空手と合気道をやっていました。自分をどれだけ突きつめていけるか、というスポーツが好きなのかもしれません。やっていて楽しかったです。部活をやって、アルバイトをして、単位を落とさないように講義に出て。そんな学生生活でした。

 

—司法書士へのきっかけは?

大学3年になった時、司法書士の資格について知り、受けてみようと思いました。受かればその道へ行こうと。受からなかったらどうしようかなあ、みたいな感じで。結局、合格したので、そのまま、この世界にいるという感じです。ウチは4人兄弟。わたしは2番目。弁護士を選択すると法科大学院へと進まなければなりません。これ以上、お金をかけてもらうのも親に申しわけないなあと思っていました。いろいろ調べていく中で、弁護士よりも司法書士の方が自分には向いているかなとも思っていました。司法書士は、紛争の解決よりも争いが起こらないように手続きや調整をしていくような仕事。地味と言えば地味なのですが、自分にはこっちが合っていた気がします。

 

—現在の事務所へは?

資格試験に合格後、現在の職場・第一事務所が人を募集していると聞いて応募し、採用になりました。2012年の入所です。よくある司法書士の事務所は、資格者がいて事務員さんが数人いるという小規模事務所が圧倒的に多いのですが、ここは違いました。最初の印象は、人数がたくさんいて会社っぽいなあというものでした。

 

—最初はどうでしたか?

入所してからは、先輩の司法書士さんについてお客さまとのやりとりなどを学んでいきました。ウチは相続関係と法人関係と不動産登記の3つの部門があり、わたしは不動産登記の部門です。仕事は、金融機関から依頼されることもあれば、不動産会社や一般の人からになります。B to CよりもB to Bの方がやや多いでしょうか。今、6年目になります。ずっとこの部門です。

 

—仕事のやりがいは?

やりがいとしては、不動産登記であれば、土地を買って家を建てる人のお手伝いに、ちょっとだけですが関われて喜んでもらえるところでしょうか。相続問題であれば、案件としては少ないのですが、1〜2ヶ月かけてじっくりと取り組んで整理していくところにやりがいを感じます。事務所の特徴として大きな案件もあります。法人の合併とかです。準備を含めて半年くらいかかるので、これはこれで大変ですがやりがいがあります。銀行5行とか10行とかが融資する規模の大きな会社で、財務状況が悪化。もう1回整理し直して不動産の担保を調整するような案件もあります。その会社と銀行さんとの間に立って日程をあわせて調整していくような仕事です。大変な仕事ですが、それぞれが良かったと言っていただける仕事になります。

 

—大切にしていることは?

スケジュール管理というか、時間配分を大切にしています。「その案件にはどのくらい時間がかかるのか」という時間の見積もりができるかどうか。このあたりはある程度の経験が必要になってくるかもしれません。ロングスパンの案件と手続き系の短期間案件がごちゃまぜになっている日常です。7人のスタッフさんと協力して、月に200〜300件くらいをこなしている感じです。

 

—どんな1日ですか?

出社は7時ごろですね。事務所では1番か2番に早いです。メールをチェックして、その日の業務の確認と順位づけをします。後は、自分で立てた予定に基づいて淡々と業務をこなしていくだけです。時に客先に出向いたり、電話での対応をします。夕方になると事務作業として書類をつくったりします。営業さんと打合せもあります。なるべく19時までには職場を出るようにしています。繁忙期はそれどころじゃありませんが(笑)。

 

—特殊な案件もある?

業界の中では、ウチは特殊な案件もできる事務所です。金融期間が抱える一風変わった案件というものが時々あります。「ソーラーパネルを担保にしたい」、「牧場の牛を担保に設定したい」、「工場をつくるにあたって川から水を引く時の権利を設定したい」、といったものがあります。こうした案件は、大きな司法書士事務所ならではの仕事。やりがいがあるところかと思います。

 

—強みはどんなこと?

わたしの強み、でもないのですが、意外にもお年寄りに好かれることがあります。違う仕事で対応したお客さま先で、相続関係の仕事を依頼されて帰ってくるとか。子どものころ、祖父母の家で育ったことが関係しているかもしれません。おばあちゃんがたと世間話しをすることが好きなところがありますね(笑)。

 

—今後の抱負は?

昨年から事務所内では役員側になりました。プレイヤーとして実務をやる部分と、マネジメントをやる部分と両方の役割が求められるようになりました。今後は、マネジメント力をつけていきたいと思っています。一方で、プレイヤーとしてもまだ6年です。どういったかたちで自分の仕事をしながら、全体のことをやっていけるのか。その模索を先輩たちと一緒に考えているところです。所長は東京などからの仕事を受注してくる力がすごい。新しい情報を仕入れてくるなど、ビジネスの嗅覚に優れています。これまでは、所長の力で伸びてきましたが、これからは組織として永続できる体制を構築していかなければなりません。次の5年とか10年は、こうしたことを実践してくような取り組みが必要かと思っています。

 

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