No.37 編集後記

プラス編集後記

このたびの台風19号により、お亡くなりになられた方々に、そしてご遺族の方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 また、被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

法務会計プラザが提供できるサービスに更に加えたもの、更に超えたもの(プラス)を皆様へ、との理念に基づき「プラス」創刊以来、20年以上が経過しました。

その間「プラス」の形態は変遷してきましたが、その根底にある理念は不変不朽です。

今回は「人生100年時代」をテーマに編集しました。

100年の計を立てるに際し、私達の現状と将来は、周囲の世界はどうでしょうか。超高齢化社会が到来し、その対応が必須となりますが、私達がかつて経験したことのない時代であり、対応が可能か、日本社会の力量が試されるでしょう。

高齢化社会に伴う労働生産人口の減少に対しては、国外に労働力を求めることで活路を見出そうとしています。その制度に拙速との批判もあるようですが、功を奏するかどうかは、それに必然する社会の変化、多様性を許容し、異なる価値観への尊重・敬意を相互に共有できる寛容性を日本社会に培養することができるかにかかってくると思います。

AIの進歩は巨大なリストラ作用を為すという危惧を過小評価すべきではないかもしれませが、AIの進歩は不可避であり阻むことはできないでしょう。人間とAIとの調和・共助協同の在り方を如何に定め、いかなるプロセスを経て決定するかの創意が重要になってくると思います。

今季号を編集している間にも様々な事が起きています。国内では消費増税が次視された他や大企業においてガバナンス精神の根幹を揺るがすかの事も発覚しました。国外に目を向けると、近隣諸国との関係も不安定で予断を許しません。

個々の私達には対応不可能であり、受け入れざるを得ないことですが、全て直接間接に私達の日常に影響してくることを否定できないでしょう。

「人生100年時代」を迎え、皆様と共に100年の計、更に永遠の計を立てるべく、これからもこの困難な時代をプラスは皆さまと共に進んでいきます。

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