札幌の現役司法書士が教える【多重債務に陥る4つのきっかけ】

 

多重債務に陥るきっかけは人それぞれですが、お客様のお話を伺っていると、いくつかに分類出来ます。
今回は、よくある多重債務に陥るきっかけをご紹介します。

 

きっかけになるのが多いのはこの4つ!

  1. 突発的に収入が減少したとき
  2. 突発的な支出が発生した時
  3. 借入れを生活費に充てることが常態化したとき
  4. 人に勧められたり、頼まれた場合

 

 

では、詳しくご説明して参ります。

1 突発的に収入が減少したとき

勤務先の都合、病気・ケガによる転退職など理由は様々ですが、収入が減少したときに借入れをしたことが借金生活のスタートという方は、かなり多くいらっしゃいます。
クレジットカードで食料品の購入などの生活費をまかなってしまう方もいれば、支払いに追われてキャッシングを利用するなど方法も様々ですが、収入の減少は多重債務の大きなきっかけになるようです。
(※このページでは、ショッピングもキャッシングも全て「借入れ」として統一します。)
⇒突発的に収入が減少しても数か月間は耐えられるように貯蓄しておいたり、日ごろから家計をきっちり管理して、いざというときに節約できる部分を見つけておくことが大切です。

 

2 突発的な支出が発生した時

自動車の事故や故障・急な引越しなど、突発的に高額の支出が必要になったときに、手持ちのお金がないため借入れをして賄った方が、その後もずるずるとカードを利用してしまい、多重債務に陥るというのも、よくあるパターンの一つです。最初の借入れで、「お金に困ったときには借入をすれば大丈夫」という認識を持たれると、その後に安易に借入れをしてしまう場合が多いようです。
⇒日頃から少しずつ貯蓄をしておくことで、突発的な支出にも借入れに頼らず対応することが出来ます。どうしても借入れが必要な場合には、「毎月の幾らであれば返済可能か?」ご自分の家計をよく検討した上で、限度額の範囲であれば自由に利用できてしまうクレジットカードやキャッシングではなく、証書貸付け(借入れをするには、都度契約書を書くことが必要な借入れの方法)など、最初の借入以降に安易に借入れできないようにしておくことが大切です。

 

3 借入れを生活費に充てることが常態化したとき

ポイントやマイル目当てで、クレジットカード決済で生活費の大半をまかなう方がいらっしゃいます。毎月明細を確認する等してきっちり管理を行い、ご自身の収入に見合った範囲での借入れであれば問題ありませんが、お財布から現金を出すわけではなく実感を持ちにくいため、ついつい使いすぎてしまう場合が多いようです。また、最近は、多くのクレジットカードに、利用する時点では一括払いを選択していても、返済時にお金が足りなそうであれば、リボ払いに切り替えることが出来るサービスがついています。「今月苦しいから…」と一度リボ払いを選択してしまうと、結果として借金が減りにくい状況に陥り、結果的に他の借入れに頼らざるを得なくなる可能性が高まってしまいます。
⇒クレジットカードの利用はよく検討してください。お金の管理がきちんと行えている自信がない場合は、安易に利用するのを控えるのが賢明です。ポイントを貯めたい場合などは、公共料金・電話代・保険料など毎月発生する支払いのみをクレジットカード払いにして、生活費として常用するのは避ける方が安全です。また、一時的に返済が苦しくても、クレジットカードの支払方法をリボ払いすることは、絶対に避けるべきです。

 

4 人に勧められたり、頼まれた場合

意外に多いパターンです。友人から遊びに誘われて誘惑に負けてしまったり、知人から「返済は自分がするから。」と、お金を融通するように頼まれた場合などに断り切れずに借入れをしてしまうのです。
どのような理由であっても、ご自身の名義で行った借入れは、クレジットカード会社や消費者金融なのどの借入先の業者に対しては、カードの名義人ご本人が返済義務を負います。仮に知人が「返済は自分がする。」という約束を反故にしたとしても、借入先の業者に対する返済を、そのことを理由に断ることは出来ないのです。
結果的に、返済のために他社からの借入れを繰り返し、気が付けばご自身が多重債務に陥った方がたくさんいらっしゃいます。
⇒安易に人に影響されずに、ご自身の状況をよく見てみる必要があります。また、ご自分のお手持ちのお金を他人に貸すのは個人の自由ですが、他人に貸すために借金をすることは絶対に避けましょう。

いかがでしょうか?誰もが多重債務に陥るきっかけと隣り合わせです。
そこで多重債務に陥ってしまうかどうかは、ご自身の選択次第です。ご自分一人で結論を出さす、周囲の方に相談しましょう。
また、もし、既にこれらの状況に今陥ってしまっている方がいらっしゃったら、早い段階で我々のような専門家にご相談頂ければと思います。

 

 

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