かつては、借金返済の遅延、自己破産など自分も認識しているうえで、いわゆるブラックリストに載りましたが、現在は自分でも気づかないうちにブラックリストに載っていることがあります。
ブラックリスト、自分は大丈夫と思っていませんか?
最近では、意外な条件も加わり、10代、20代の方でもブラックリストに載る方が増えています。
そもそもブラックリストとは、信用情報機関に登録される個人の信用情報、事故情報の
データの俗称のことを言います。
ブラックリストにマイナス情報が記録されると、クレジットカードが作れない、借り入れが出来ない、ローンを組めなくなるなどの影響がでます。
ブラックリストに載る条件を8つまとめました。
1.借金の延滞
借金をしてその支払いを期日までに返済しない場合、クレジットカードやキャッシングでの引き落としができない状態が続くと、ブラックリストに載ります。
たまたま、年に一回程度クレジットカードの引き落としがされなかったという場合は、問題ないことが多いですが、2回3回と続くとブラックリストに載ってしまいます。
2.債務整理
自己破産や任意整理、代理弁済などをすうとブラックリストに載ります。
ただし、借金返済後に過払金請求をする場合、借金返済中でも過払金請求による借金がなくなった場合はブラックリストには載りません。
債務整理とブラックリストについて詳しく知りたい場合はこちらへ
3.クレジットカードの多重申し込み
短期間にクレジットカードを複数申し込みすると、入会特典目当て・不正利用目的と判断され、クレジットカードの審査に通らなくなります。
カード会社にもよりますが、1ヶ月に3~4種類申し込みするとブラックリストに載る可能性があります。
4.名義人以外のクレジットカード利用
名義人以外がクレジットカードを利用する、名義人がクレジットカードを貸すことは禁止されているため、このことがカード会社に知られるとブラックリストに載ります。
家族間でクレジットカードを使いたい場合は、家族カードを利用するとよいでしょう。
また、盗難などで他人に使用された可能性が有る場合は、必ずカード会社に連絡して、信用情報が傷つかないようにして下さい。
5.クレジットカードの現金化
クレジットカードのショッピング枠の現金化はカード会社が規約で禁止しています。
カード会社に知られた場合は強制解約になり、ブラックリストに載るだけでなく、場合によっては詐欺罪で刑事告訴される可能性があります。
今すぐ現金が欲しい場合でも、決して現金化業者には欺されないようにして下さい!
6.携帯電話の支払いを滞納
かつては、携帯電話を新規契約すると端末代は0円だったこともあるが、現在は新しい携帯端末を購入すると、利用料とともに端末代を2年間分割で支払う契約になっている。
携帯電話の支払いを3ヶ月以上滞納している場合は、ブラックリストに掲載されている可能性があります。
携帯電話の利用料と一緒に携帯電話端末代も滞納していることになり、自覚のないままブラックリストに載るケースが増えています。
7.奨学金の支払いを滞納
経済的に進学が困難な学生を支援する奨学金ですが、それらを管理している独立法人日本学生支援機構は個人信用情報機関に加盟しています。
そのため、奨学金の返済を3ヶ月以上滞納するとブラックリストに載ってしまいます。
災害や傷病、経済的困難、失業など奨学金の返済が難しい場合は、減額や猶予を願い出る事ができます。困った時は放置せずこういった手続きすることでブラックリスト掲載は避けましょう。
8.間違って登録された
最近はレアケースですが、同姓同名で同じ生年月日の場合、勘違いでブラックリストに登録される場合があります。
上記の条件に当てはまらないのに、なぜか新しいクレジットカードが作れなかったなど変だな?と思った場合は、信用情報機関に確認をしてみましょう。
自分がブラックリストに載っているかどうかを確認するためには、個人信用情報機関に開示申請する必要があります。
窓口や郵送、スマートフォンで可能で、費用も500円~1000円程度です。
民間の個人信用機関は、下記のものがあります。
①株式会社日本信用情報機構
全国の消費者金融会社と商工ローン会社などが加盟
②全国銀行信用情報センター
全国の銀行が加盟
③株式会社シー・アイ・シー
信販会社や流通系クレジット会社などが加盟
なお、札幌の司法書士第一事務所では、司法書士が借金の相談を無料で行っています。
最近では、札幌市内だけでなく、江別や恵庭、小樽など近郊からも多数ご相談を受けております。
債務整理をしても過払金請求により借金がなくなりブラックリストに載らない方もいらっしゃいます。まずは気軽にご相談下さい。
司法書士法人第一事務所 札幌債務整理相談センター
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